なぜOPPラベルが採用されるのか? ラベル方式選定のポイント
2026/06/24
飲料や食品などの製造現場では、製品の特性や生産条件に応じてさまざまなラベル方式が採用されています。
その中でも、PETボトル製品を中心に採用されている方式の一つが「OPPラベル」です。
ラベル方式の選定は、デザインだけでなく、生産能力や設備構成、コストなども含めて総合的に判断されます。
今回は、企業がOPPラベルを採用する際にどのような点を重視しているのかをご紹介します。
OPPラベルとは
OPP(Oriented Polypropylene:二軸延伸ポリプロピレン)フィルムを使用したラベルを、ロール状の状態で供給し、容器へ巻き付けて貼り付ける方式です。
飲料製品をはじめ、さまざまな製品で採用されています。
採用理由① 生産能力への対応
製造現場では、生産量に応じたラベル貼付能力が求められます。
OPPラベルは高速ラインへの対応が可能なラベル方式の一つであり、大量生産を行う製品で採用されるケースがあります。
ラベル方式の選定においては、製品特性だけでなく、生産計画や設備能力との適合性も重要な判断材料となります。
採用理由② コスト面
ラベル方式を選定する際には、ラベルそのものの費用だけでなく、設備費用や運用コストも重要な検討項目です。
海外の包装機械メーカーやラベリングシステムメーカーの資料では、ラップアラウンド方式(OPPラベル)がシュリンクラベルと比較してコスト面から採用されるケースがあることが紹介されています。
また、シュリンクラベルで使用される加熱設備を必要としないことから、設備構成の違いも採用理由の一つとして挙げられています。
採用理由③ 設備構成
シュリンクラベルの場合、一般的にはラベル装着後に熱や蒸気を用いて収縮させる設備が必要となります。
一方、OPPラベルは異なる方式で貼り付けを行うため、設備構成も異なります。
新規設備導入や設備更新の際には、工場全体のレイアウトや既存設備との整合性も考慮しながらラベル方式が選定されます。
採用理由④ 容器との適合性
ラベル方式は容器形状との相性も重要です。
製品によってはシュリンクラベルが適している場合もあれば、OPPラベルが適している場合もあります。
容器設計や商品コンセプト、生産条件などを踏まえ、最適なラベル方式が選択されています。
ラベル方式選定で重要なこと
ラベル方式の選定では、
- 生産能力
- 容器形状
- デザイン要件
- 設備構成
- 導入コスト
- 運用コスト
などを総合的に評価する必要があります。
特に大量生産ラインでは、生産能力やコスト面が重要な判断材料となることも少なくありません。
まとめ
OPPラベルは、生産能力、コスト、設備構成などを総合的に検討した結果として採用されるラベル方式の一つです。
設備更新や新規導入を検討する際には、製品特性だけでなく、生産計画や将来的な運用も含めて比較検討することが重要です。
当社では、台湾製OPPラベラーに関するご相談を承っております。お気軽にお問い合わせください。
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