セミナーは使いこなしてこそ、セミナーに支配されてはいけません

かくいう私もサラリーマン時代、会社のお金で様々なセミナーに参加させていただきました。

専門性のあるセミナーから、心持ちというか、どういう姿勢で仕事に向かうか、といったものまでいろいろとありました。

皆様も感じている方が多いかと思いますが、会社に属するということは、一種の宗教団体に属する、ということに似ていると思います。自社の商品、組織に自信を持つということで、営業力が増したり、会社のために尽くす原動力になったりします。

ただ、そこに逃げ道をおかなければ、本当に悪徳宗教団体と差異はなくなります。とにかく疑うな！ただ帰依しろ！そこに幸せがある、では論理的ではありませんし、理論的に乱暴です。企業が正義なのではなく、正義を自分における余裕を持ちたいものです。

大切なことは、自分の業務の中で、セミナーで学んだことが具体的にどのように活かせるのか？ということが重要。メソッドは一つではなく、セミナーで学んだことは方法の一つであるという認識がなければ、宗教に飲まれる盲信者と同じです。

先々、セミナーを開催できたらと思っておりますが、私たちが経験したことを、受講者にたくさんの戦力の中の一つとして吸収していただいて、必要に応じて、使ったり使わなかったり判断していただけるようにお伝えすることが理想です。