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日本と中国、マネージャーとして感じたストレスの種類の違い

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日本と中国、マネージャーとして感じたストレスの種類の違い

日本と中国、マネージャーとして感じたストレスの種類の違い

2025/08/13

日本と中国、どちらでもマネージャー職を経験してみて、同じ「マネジメント」という言葉でも、感じるストレスの性質が大きく異なることを実感しました。

 


 

日本:組織の期待と板挟みのストレス

 

日本のマネージャーは、組織の方向性を現場に落とし込み、計画を守らせる役割が大きいです。
この環境でのストレスは、「組織からの期待」と「現場の実情」の板挟みによって生まれます。

◾️綺麗な理念と現実の数字目標のギャップ

◾️計画通りに進めるための綿密な管理と修正作業

◾️部下の成果だけでなくメンタル面まで支える責任

◾️マネージャー自身の評価も部下の成績次第で変動

日本では制度面でメンタルケアや労務管理は整ってきていますが、その分、マネージャーの仕事は「成果+ケア」で二重負担になりがちです。
部下のコンディション次第で業績が左右されるため、優秀なマネージャーほど疲弊します。

 


 

中国:変化対応と自己防衛のストレス

 

中国のマネージャーは、細かく管理するよりも、その場その場でチームを動かす柔軟性が求められます。
しかし、計画や方針が頻繁に変わるため、ストレスの源泉は「常に変化する状況そのもの」です。

◾️突然の方針転換や追加指示に即応しなければならない

◾️事前の計画や準備が無駄になることが多い

◾️情報が少なく、不確実な中で判断を迫られる

◾️自分の判断が直接的に成否を左右するプレッシャー

◾️失敗は個人責任として処理されやすい

中国ではマネジメントが部下のメンタルまで面倒を見ることはほぼなく、「成果を出す」ことが唯一の責務として認識されています。
一方で、計画から外れても臨機応変にリカバリーできれば評価されるため、「うまくやった者勝ち」という空気があります。

 


 

共通点と違い

 

◾️日本:継続性・計画性・理念の維持 → 板挟み型ストレス

◾️中国:柔軟性・即断即決・成果主義 → 変化対応型ストレス

 


 

成長し続けることの落とし穴

 

近年は「成長、成長」と声高に叫ばれることが多いですが、私はこの風潮があまり好きではありません。
植物だって、成長する時期もあれば、成長を止めて厳しい環境を耐え忍ぶ時期もあります。
時には枯れて種となり、次の世代を生み出すために静かに待つこともある。

成長し続けることは、時に疲弊を生みます。
「ここぞ」という時期に一気に吸収し、耐える時期はたとえ後退して見えても、次のチャンスまで自分を保つ。
私はこれが、人も組織も長く生き残るために必要な姿勢だと思うのです。

 


 

私なりの乗り越え方

 

結局、どこで働いても、種類は違えどストレスは感じるものです。
私が中国でも日本でも続けられたのは、プライベートと仕事の線引きをはっきりさせることでした。
友人と語らう時間を大切にし、一人の時間も「何もしない=悪」ではなく、自分をリセットするための必要な時間と考えるようにしました。
そう割り切ることで、文化も環境も違う職場で、自分らしいバランスを保ち続けることができました。

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