「私は私のままでいい」って言い聞かせなくても、根本にあるので問題なし

日本人って、他人の評価を気にする方が多いと思うのです。それが良い結果をもたらすこともあるし、自分を追い詰めることもあります。

 

なぜそう思うかというと、今まで会社員として働いてきた経験の中で、他者の評価を客観的に捉えようとする機会が多いと思うのです。自己の評価と他者の評価の統計をとって、比較をし、実際に自分が自分を思っている長所や短所と他者の評価のギャップを埋める作業が折々にあった記憶があります。

 

また、「自分に自信を持ちましょう！」といったセミナーや「私は私のままでいい」といった宣言をSNSなどで発信されている方が多いのです。

 

自分軸で考えていたらわざわざ「私は私のままでいい」って宣言する必要なんかないんですよ。だって、当然のことだから。これはASEAN諸国では当然のこと。わざわざそこは主張しません。その先を主張してきます。

 

ただ、自分軸には弊害もあります。心の平安は保たれますが、自分軸が他者の需要に合っていなかった場合、大きく疎外感を感じることでしょう。その際は、周囲へ馴染めないストレスにさらされることになります。

 

ただ、ASEAN圏では自分軸を貫き、他人の軸に興味がない方が多いので、それぞれの軸が合えばよし、合わなければ、残念ですが。。。というケースが多いのです。

 

何事もバランス感覚が重要で、その調整を取ることが私たちの仕事です。

 

どうぞ、私のままのご意見をぶつけてください。