決算を迎えて
2024/11/10
第1期の決算を迎えまして、思うこと。
サラリーマン時代は決算に関わる仕事などしておりまして、貸借対照表なんかと睨めっこをしておりました。利益が薄い年もあれば、多い年もありました。
ただね、日本の非上場(それなりに大きい会社にも勤めていた経験がありますが)の企業は利益を従業員に還元しないんですよ。設備投資とか経費に回しちゃう。じゃあ、その設備投資や経費が、次期の利益を生み出すために必要かと言いますと、そうではないんです。節税のために、特に必要とも思えない経費として利益を削って、利益を削るわけです。
当然、従業員の給料や報酬は据え置き。
企業とは人ありきだと思うのです。特に今、必要でない設備投資に回すのであれば、従業員に還元で、次期は彼らのモチベーションが上がることによって、利益増につながることもあるはずです。
できる社員は明らかに利益増の年に自らの報酬に反映されなければ、その企業に見切りをつけます。見切りをつけられないとしても、やる気があるかないか、でパフォーマンスは変わってきます。
人事の仕事も経験がありますが、社歴を積んで、業務に慣れていただいたと思ったら、退職。新しい社員を迎え教育をして、やっと自らの判断で仕事をお願いできるようになったと思ったら、また繰り返し。
リクルートや新人社員教育の経費って大きいんですよ。そこを削る根本はモチベーションの根源である、報酬が増えないことなんですよ。仕事の充実も一要素ではありますが、仕事は奉仕活動ではないですからね。そこを勘違いされている経営者や管理職は多いと思います。
私たちのお仕事でも、クライアント様とwin-winの関係で、というお話はさせていただきますが、企業として従業員との間でwin-winの関係が作れている会社は、急激な成長はなくても、着実に、確実に成長を続けられる企業であると思っております。
----------------------------------------------------------------------
Cross-Link Consulting合同会社
福岡県福岡市中央区天神2丁目2番12号
T&Jビルディング7F
電話番号 :
090-4599-1609
----------------------------------------------------------------------