営業電話に思うこと　その②

「ホームページから集客が増えたらすごく良いと思いませんか？」と営業電話で言われることがあるのですが、飲み込む答えは「御社もそうですよね？」

 

ホームページ作成の営業電話は必ず、その会社のWEBサイトを検索します。

しかし、残念ながら、その会社に作っていただきたい、と思える出来の会社はそう多くはないです。（よくできていたりするのですが、キンキラキン過ぎて、シュミが合わないこともありました）

 

きちんとお話を聞く時間がある際は、電話のお話を聞くようにはしておりますが、何とも要領を得ない説明で、実際の訪問やWEB面談へ誘導しようとされることも多いです。導入まではお電話できちんとしていただきたい。そこで、お話を聞くか聞かないか判断します。お断りする理由もきちんとお伝えするようにはしておりますので、ご自身の会社が何を販売していて、何に特化しているかきちんと説明していただきたいものです。

 

また、罷りなりにも会社を経営している身です。業務に関して流れを考えている最中や作業中にお電話いただくと、思考の流れがぶった斬られてしまいます。また、運転中や会議中、商談中にお電話をいただき、「今忙しいので、ご遠慮ください」とお断りしているにも関わらず、話を長引かせようとされることは印象を悪くするだけでしかありません。

 

電話営業が全て悪とは思いませんが、取り敢えず、件数をこなそうとか、ノリでアポイントを取ろうとされると、正直、興醒めします。自社の商品に関して知識を持って、自信と謙虚さを持っていただけたらと思います。

 

また、お電話をかけている方が一番よくご存知でしょうが、いつでも電話が取れる昨今、万全の体制でお話を聞けるケースが非常に少ないことを頭に入れておいていただきたいものです。そもそも万全のケースは稀ですが、そのタイミングできちんとしたご説明をいただき、興味のあるものは実際にお話を伺っております。興味のないものや最初っからミスマッチのものは、きちんとご説明してお断りしておりますので、社内でご共有され、同じ営業電話は無駄ですので、ご遠慮いただけましたらと存じます。何度も同じ企業に同じ説明は疲れます。

 

あと、本日いただいた営業電話は周囲でお電話している声がまる聞こえで、電話をかけられた方の声がかき消されるほどでした。電話営業をされるのであれば、きちんと環境も整えられたらよろしいのではないでしょうか？