中国生活で困っていたものとは?市販薬編
2024/10/21
病院に行くまでもないけど、後、病院で診察をしてもらう時間がない時、市販薬を利用しませんか?昔から常備している市販薬があり、ちょっと欲しいな、というタイミングで手に入らないと、ストレスが溜まるものです。
因みに私は以下の市販薬を常備しております。
・胃薬
・整腸剤
・咳止め
・抗ヒスタミン剤
・点鼻薬
消化器系が弱く、蕁麻疹持ちの気管支が弱いという、なんとも情けない健康状態なのですが、通院するほどではなく、ちょっと調子が悪い時に蕁麻疹が出る、季節の変わり目に鼻が詰まる、重い食事を摂ると消化に時間がかかったり、お腹を壊したりという具合です。
因みに上記の薬に関しては、どれでも良いというわけではなく、「これ」という指定があります。
帰国のたびに、これくらいあれば半年は保つだろう、という量を持ち込みしていたのですが、中国国内出張時に持っていかなかったり、また予想に反して早く消化してしまったりで、困ったことは何度かあります。
その際は、中国の「屈臣氏(ワトソンズ)」で大体購入可能です。日本で買うよりも、値は張ったり、同じ銘柄の商品とはいかない場合もありますが、ヨーロッパやアメリカの製薬会社の商品も買うことができるので、問題ないです。
ただ、抗ヒスタミン剤に関しては、なかなか見つからず、一度、上海出張時にホテルに忘れてきてしまい、困ってしまったことがありました。オフィスで、かゆみに苦しんでいると、通訳さんが、成分からガチ中国のローカル薬局で買える薬を探してきてくれて、おそるおそる飲んでみたのですが、バッチリ効きました。
日本で購入の場合
120錠で1,200円程度:1回に3錠服用で約1ヶ月
中国で購入した薬
20錠で12元(180円程度):1回に1錠服用で約20日
仕事で製薬工場などを視察したこともありましたので、気になる方は気になるでしょうが、ローカルのお薬も衛生状態はきちんと基準があり、保っています。その上での服用ではあるのですが、抵抗のある方はあるかも知れません。また成分に関しても、日本であっても製薬会社で事件や事故はありますから、中国だけのリスクではありません。
高くても安心安全率が高い日本のものを選ぶか、効き目が同じであれば安価なローカルの商品を選ぶか。顧客層はそれぞれですし、多くの消費者は景気に合わせて流動します。
お薬の話からマーケティングのお話に変わりましたが、特に中国では、その流動層が大きく安価な商品に流れ込んでいます。
海外進出をお考えの際にはその国の景気を考慮されるかと思いますが、どこ、とお決めになる前に現地に滞在して空気感を味わうことをお勧めします。
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