【中国】玉子の日

日本でも冬至にカボチャを食べたり、七草粥の日があったり、中秋にはお団子、お雛祭りは雛霰や桜餅、端午の節句はちまきや柏餅と一年の中でその日に食べるものがあったりしますが、中国も同じようにあります。日本の文化は中国の影響を受けているので当然と言えば当然なのですが。

中秋節には月餅。春節にはちまきなど、四季折々でいろんなものを一緒に働く仲間からいただいて、私の血となりにくとなっていたわけですが、面白かったのが「玉子の日」。

朝、出勤すると、門番のお兄さんからビニール袋に入ったゆで卵（5個くらい入ってる）をもらいます。

「あなたのために買ってきたんだよ」と言ってくれて、ありがたい限りなのですが、警備室に挨拶に行くと、またゆで卵をもらいます。ニコニコしながら「今朝、出勤の時に買ってきたんだよ」と言われると、ありがたく「謝謝！」といただき、厨房の前を通ったら、「おいでおいで」をされるので、入ってくと、ゆで卵の殻を剥いて「今ここで食べていけ！」と言われるので、美味しくいただき、オフィスのデスクにたどり着くと、デスクの上に3〜5個のゆで卵が入ったビニール袋が3つほど置いてあり、朝イチで総経理に用事があるので、部屋に行くと、やはりゆで卵を渡され、一緒にモグモグして、オフィスに戻ったら、ゆで卵が「ふ。。。増えてる！！！」という状況でした。

年に1回、坂東英二級にゆで卵を食べる日が中国にはあります。

その日は水を2リットルほど飲みます。