日本ではないということ

海外に店舗を構える、就労するといった場合、これほどまで自分は日本人だったということを思い知らされます。

 

【よく言われる海外の人々からみる日本人の印象】

・真面目、時間を守る

・いつも笑顔である

・丁寧

・Yes or Noをはっきり言わない

・会議で発言しない

 

自分ではいくつか当て嵌まるけれども、当て嵌まらないこともあると思っていたりもしました。

しかし無意識のところで、自分でも自覚をしていない日本人の部分というか暗黙の了解の説明が必要であったり、日本人特有の「空気を読む」という行動を取ろうとした時に、訳がわからなくなって、テンパりました。

 

【違和感を覚えて困ったこと】

・Yes or Noをはっきり言わない

　└これは日本と種類が違いますが、海外でも存在します。そして読めない

・口頭の約束の確実性の違い

　└契約書レベルの約束事も反故にされることがあります

・納期という考え方

　└日本人「絶対」、中国、ASEAN諸国「目安」

・「できる」という定義

　└「できる」「できた」のレベルの違い

 

まだまだ挙げればキリがありませんが、この違和感が常に付き纏い、仕事のゴールの着地点を大きく変えてしまうのです。面倒であったとしても、最初のうちは、ひとつひとつ確認をし擦り合わせて進めることによって、想定する着地点に近いものを作り上げていくしかありません。

 

私自身が、ここでフォローが欲しかった、日本人と相談したかった（社内に日本人は私1人でした）点を踏まえて、業務を進めてまいります。

 

人は知らないこと、経験したことがないことに関して恐怖を感じます。海外進出は決して恐ろしいことではありません。そしてそこには日本より大きな市場があります。

 

決心はつかないけれど、話だけ聞いてみたい、という方も大歓迎です。私たちにとっても、そのような状態の方のお話を聞くことは大変勉強になります。

 

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