報道の怖さ

昨年の国慶節の話です。

 

仕事があり中国に滞在ましたが、ちょうど福島の原発処理水の海洋排出の問題で、中国が日本の海産物を輸入禁止にした時期でした。

 

到着してから、会う人会う人「日本の海産物は大丈夫か！？」とすごい勢いで質問をされました。

「没問題」と答えても、「あなたは食べてるの？大丈夫なの？」としつこい。

 

いやはや、報道のなせる技ですね。

 

そして逆もまた然りで、今年も国慶節のニュースが日本国内に流れていますが、昨年は国慶節の初日に上海浦東空港にて中国入りをしたのですが、国際線の入国なのでガラガラ。浙江省の内陸部からお迎えに来ていただいたのですが、高速道路もスイスイ。何より、私が生活していた頃、国慶節の間、街の人口が倍に増えていたのですが、これも感覚的に1.5倍までは増えていない印象。ホテルもレストランもすんなり予約ができました。

 

いえいえ、あれだけの人口がある国なので、混んでいるところは混んでいるんですよ。でも、かなりそこだけを強調し過ぎているというか。中国みんなこんな感じ、みたいなことを言っていますが、そんなことはない。

 

台湾の総統選挙の際も台湾にいましたが、報道とかなり違うなー、と強く感じました。

 

私自身も対面でお話しする時には話題にしますが、誤解を招く恐れがあるため、ネットで敢えて発信しないことは沢山あります。ネットやメディアでの情報だけを頼りにするのではなく、もっと視野を広げて、また自分の目で見て肌で感じた感覚がご本人にとっての正解です。

 

ここで発信しないことに関してご興味のある方は是非ご連絡くださいね。