海外で働くということ②

⇨海外で働くということ①より

中国に渡ってから、話し声の大きさ、路上で痰を吐く人たち、食事をする時の咀嚼音。成長過程で、タブーとされ、やってはいけないと刷り込まれた身にとっては最初はかなり辛いものがありました。欧米人が日本人が蕎麦を啜る音が我慢ならない、と言っている感覚がよくわかります。

また、人々はいつでも何処でもスマートフォンを手放さず、その使い方も日本では注意される使い方であったため、1人で勝手にイライラしていました。

仕事を進めるにあたっても、ゴール設定がイマイチ見えない。計画を綿密に立てない。計画を立てても妄想に近い現実的なものではない。指針が日によって変わって、1週間後には全然違う目標になっていたけれど、2週間目には戻った、なんてことはザラでした。半年かけて進めたことが一瞬で無駄になったりして、虚しい思いをしたかと思えば、いきなり半日で大きな商談が決まったりで、日々の自分の仕事の手応えを感じることが出来ず、なんだか居心地が悪い日々を過ごしていました。

ここまでディスっておきながら何なのですが、最終的には楽しく働かさせていただきましたし、私は割と中国は好きです。

今回はここまでで、次回もちょっとディスりが出てきるとは思いますが続きます。

⇨海外で働くということ③に続く